8日の台風18号ではJR東日本の路線がほとんど運休して朝の通勤時間帯が大混乱になった。一方、私鉄各線ではそうでもなかった。その差はどこにあったのか。
2009年10月9日付けasahi.comは、以下のように伝えている。
『台風18号が本州を縦断した8日、首都圏では通勤ラッシュ時に晴れ間が見えていたのに鉄道のダイヤは終日乱れた。JR東日本の大半の路線が運休し、乗り入れている私鉄や地下鉄まで影響を受けたからだ。JRだけが動かなくなった背景には、鉄道事故で運転規制を強化した経緯がある。』
JR東の規定では、風速が毎秒20メートル以上で徐行、同25メートル以上で運休することになっているという。
この規定はある事故をきっかけに厳しくなった。05年12月に羽越線(山形県)で突風を受けた特急電車が脱線・横転して乗客5人が死亡。06年1月に従来の規制値を同5メートルずつ厳しくした。
さらに、JRでは私鉄各線と比べて風速計の設置場所が多く運転区間も高架など風の影響を受けやすいところを走っているという事情もあるようだ。
昨年度末時点で、在来線の風速計を羽越線事故時の3倍に当たる674基設置しているという。
今回は、首都圏の在来線だけでも過去最大規模の約2600本が運休、約296万人に影響する事態になった。JR東は「お客さまに迷惑をかけたのは申し訳ないが、安全を優先させた結果だ」と説明しているという。
質問:


基準を作って守ることは安全管理において大事なこと。
JRは苦い教訓から得ているのだからなおさら。
JRは、私鉄と比べると条件の悪い路線を抱えているのだから、私鉄と比べてすぐ止まると非難するのは間違っていると思う。
時々、気象条件によって止まっているとき駅員に食ってかかっている客を見ることがある。
半日経てば回復することはわかっている。日本人は時間に正確なのはいいことだと思うが、こういうときは状況を受け入れておおらな気持ちをもちたいものだ。