新型インフルエンザのワクチン接種が始まったが、成人の多くはある程度の免疫を持つ可能性があることが分かってきた。
2009年10月22日付け読売オンラインは、『データを分析すると、患者が増えているのは圧倒的に未成年。さらに新型用のワクチンの臨床試験では、1回の接種で成人の大半が十分な免疫を獲得できたことから、過去の季節性インフルエンザの免疫が、新型にもある程度働くという解釈で、厚生労働省のワクチンに関する専門家の意見交換会の見解がほぼ一致した。「ほとんどの人に免疫がない」とされてきた新型対策の見直しにつながる可能性がある。』と伝えている。
6月以降のインフルエンザ患者数はほとんどが新型で、10月11日までに計20万人余り。年齢層別では10~14歳が最も多く、未成年が85%。最新のデータでは新規患者の90%が未成年だったという。大阪大の岸本忠三・元学長(免疫学)は、「子どもと大人の発症率の差は行動の違いだけで説明がつかない。過去に類似したウイルスに感染したことが影響している可能性が高い」と指摘している。
だからと言って、成人が新型に感染しないというわけではない。米国でも当初、10歳代で新型が流行したが、その後ほかの世代に感染は拡大し、最終的に入院患者の半数が18歳以上となった。
成人の方が感染すれば重症化する危険性が高く、十分な注意が必要だという。


新型インフルエンザは伝染力は強いものの今のところ強毒性ではないのが救い。
さらに成人は免疫を持っている可能性が高いというのも初めて聞いたが、少し安心できる話題ではある。
といってもこれから寒くなる季節が本番なので油断しないように心がけたいものだ。