JR各社は、高速道路の無料化に危機感を強めている。
2009年10月31日付けasahi.comは、『JR7社は30日、民主党が掲げる高速道路の原則無料化の見送りを求める要望書を前原誠司国土交通相に提出した。各社幹部によると、10年度予算の概算要求に6千億円が盛り込まれたことから、「看過できない」と一致したという。』と伝えた。
この要望書の試算によると、旅客6社で、高速道路の「上限千円」の場合では、年間約250億円の減収が見込まれ、無料化の実施で減収は約750億円まで拡大するとしている。貨物も深夜割引の拡大で年間約40億円の減収が生じており、さらに拡大すると主張。
さらに、財団法人運輸調査局の研究で「上限千円」導入によりCO2排出量が年間204万トン増加するとの結果が出たとして「原則無料化は時代に逆行している」と批判しているという。


高速無料化については何度も色々なところから懸念が表明されている。
民主党のマニフェストの中でも、最も異論が多いものの一つだろう。
他に優先順位が高い案件があるだろうから後回しになっている感もあるが、メリット・デメリットを含めて幅広く意見を集めて検討が必要だと思う。