地球温暖化を示すデータがまた一つ報告されている。
2009年11月3日付けasahi.comは、『アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山頂付近の氷河の減少ペースが、20世紀前半よりも2.5倍加速していることがわかった。温暖化が続くと2022年から33年の間に完全に消失する可能性があるという。アメリカの研究グループが3日、米科学アカデミー紀要電子版に発表した。』と伝えている。
研究グループは、地上写真測量を基にした地図や航空写真などから、1912年から07年の間に氷で覆われていた山頂付近の面積の変化を算出した。
1912年当時の12平方キロと比較すると、07年は85%減の1.85平方キロで、00年(2.5平方キロ)との比較でも26%減だった。
1912年から53年の間には年平均約1%の割合で減少していたのが、89年から07年の間では年平均約2.5%まで減少が加速していた。
掘削調査では過去1万1700年間の気候変動の様子が判明し、これまでも干ばつなどに見まわれてきたものの、現在のような著しい減少はなかったこともわかったという。


氷河が減少しているという話題はよく聞くが、アフリカでも例外ではないということがわかった。
それにしても減少の率が近年になって加速しているということは改めて考えると恐ろしいデータ。
温暖化は地球の長い歴史の中でみると局所的というような説もあるようだが、この記事をみると人類の文明社会の影響が確実に出ているということが実感できる。