09年度1次補正予算は、総額15兆円のうち2.9兆円の執行停止が決まっている。その影響について菅直人副総理兼経済財政相が同日の閣議後会見で明らかにした。
2009年11月6日付けasahi.comは、
『鳩山政権がおこなった09年度1次補正予算の見直しが、国内総生産(GDP)の実質成長率を0.2%程度押し下げる可能性があることが6日、明らかになった。無駄な支出を削減するための補正予算見直しが景気にマイナスの効果を与えかねないことが鮮明になった。今後の09年度2次補正予算の策定にも影響しそうだ。』と伝えた。
菅氏は会見で「2.9兆円の凍結で今年度に影響するのは9千億円程度で、GDPには0.2%のマイナス効果がある」と述べた。
しかし、それを相殺することができるとも述べた。
10月末に政府が策定した緊急雇用対策で、10万人の雇用創出効果を見込んでいることから、「新規雇用により、時間差はあるが3千億~4千億円のGDP押し上げ効果がある」とした。
さらに、「2次補正も視野に入れているので、年度内で(マイナスを)相殺して余りある」とも述べ、雇用対策と2次補正予算による追加の景気対策により、景気へのマイナス効果は抑えられるとの見方も示している。


景気が中々上向かない中、ムダを省いたとはいえGDPの大きなマイナスは困る。
今さら公共事業を多発した景気浮揚策にも戻れないだろう。
やはり新しい雇用を生み出して、一人一人の生活に余裕が出るのが一番。
雇用対策には真剣に取り組んでもらいたい。
また、短期の対策も重要だが、未来のことも考え新しい産業の創出がぜひとも必要だろう。
エコ関連あるいは日本の文化に根ざしたソフトパワー分野が有望だと思うが、そちらの方も長期展望を持って着実に対応してもらいたい。