2009年11月16日付け読売オンラインはワシントン発として、
『オバマ米大統領が14日に皇居・御所を訪問した際に天皇、皇后両陛下に対し行った「深々としたお辞儀」が米国内で波紋を呼んでいる。』と伝えた。
保守系メディアは米大統領の外交儀典上、不適切だと批判し、大統領の際立った低姿勢ぶりに疑問を投げかけているという。
FOXテレビは15日、オバマ大統領のお辞儀の場面と、2年前に当時のチェイニー副大統領が天皇陛下との面会で頭を下げずに握手する映像を比較。その上で、オバマ氏の今回の行動は「大統領として適切ではない」などと批判した。
また、ロサンゼルス・タイムズ紙のウェブサイトは、今回の皇居訪問の際の写真と、オバマ大統領が4月にロンドンでの国際会議で会ったサウジアラビアのアブドラ国王に深く頭を下げたように見える写真を掲載して、「新しい米国大統領は、世界の王室にどこまで低姿勢で行くのか」と皮肉ったと伝えている。


写真を見る限り確かに深くお辞儀をしたようである。
お辞儀をされる方からすると決して悪い気はしないし、握手するだけと比べると敬意の気持ちが伝わると思うのだが。
オバマ大統領も十分に敬意を持って日本の習慣も知った上での対応だと思いたい。
しかし、米国の保守層からすると弱腰と見られるということなのだろう。
オバマ大統領は、在任中に被爆地を訪問したいとも言っている。そこでどういうスピーチをするか注目されるが、(本人が思っていたとして)謝罪の言葉まで言えるかどうか。そこまで踏み込んだら画期的だが、多分米国の保守層の反発はそれどころではないだろう。
オバマ大統領は、このところ米国内では色々批判にさらされている。しかし、それに対して国外での人気や支持は日本を始め変わっていないように見える。
米国が世界の大国であることには違いはないが、米国の一国で世界の全てが決まる時代は終わっているはず。それを象徴して現れたのがオバマ大統領だと思う。米国の保守層には、もう少し寛容かつ謙虚になってもらいたいと思うのだが、それも大きなお世話ということなのだろうか。