2009年11月21日付けasahi.comはワシントン発として、
『米ギャラップ社が20日に公表したオバマ米大統領の支持率が49%となり、オバマ氏が就任した1月以降の同社の調査で初めて5割を切った。不支持率は44%だった。就任から約10カ月。同社によると5割を切った速さは、第2次大戦後ではフォード、クリントン、レーガン各大統領に次ぐ4番目という。』と伝えた。
同社の調査では、オバマ氏の支持率は就任直後の69%を最高に高水準を維持。就任100日を過ぎた5月初めにも68%を記録し、7月初めごろまで6割台を保っていたという。
しかしその後、医療保険制度改革で保守派の強い抵抗を受け、思うように進まないことなどが影響して5割台に落ちた。9月に入るとおおむね50%台前半で推移する状態が続き、先月のノーベル平和賞受賞の発表で56%まで持ち直したが、再び下降した。
オバマ氏が内政の最重要課題に掲げる医療保険制度改革は、下院で関連法案が可決されたものの、上院では可決のめどがたっていない。今月発表された 失業率が26年ぶりに10%を超えるなど、雇用情勢の悪化も続いている。オバマ政権が検討しているアフガニスタンへの米軍増派も、各種世論調査で反対が6割にのぼっており、これらが支持率を下げる要因になっているとみられる。
ブッシュ前大統領の場合は就任1年目に起きた米同時多発テロ直後に90%の支持率を記録。50%を切ったのは就任から約3年後だったが、イラク情勢の悪化などが影響して2期目の政権末期には25%まで落ち込んだ。


アメリカ国内のオバマ大統領の評判がこのところ好ましくないというのは聞いていたが、こんなに早く50%割れを起こしたというのは予想外。
特にあれだけ就任の時は熱烈歓迎だっただけにである。
しかし、日本を始め国外の評価は依然として高いのではないだろうか。
今までアメリカの大国主義を背景にした国際政治から世界との協調路線をアピールしたことはやはり画期的だと思う。金融危機など元々難しい時期に引き継いだこともある。国内の状況が中々よくならないことに対する国民の不満があるのだろうと思う。
就任からもうじき1年経つが、しばらく辛抱の時が続くだろう。
翻って日本の鳩山政権はどうだろうか。まだ2か月少々なので評価は早いだろう。今のところはまずまずの支持率だが、ほころびも見え隠れしてきている。これからが正念場である。