2009年11月25日付けasahi.comはジャカルタ発として、
『ベトナム国会は25日、原子力発電所の事前の事業化調査結果を承認し、同国での原発建設を正式に決めた。2020年に運転 開始の予定で、完成すれば東南アジア初の原発となる。同政府は年末以降に事業化調査を海外企業に発注すると見られ、日本やフランスなどの企業が契約獲得競争に乗り出している。』と報じた。
経済発展を続けるベトナムでは、電力の確保が深刻な課題になっており、同政府の計画では、南部のニントゥアン省の2カ所に4基の原子炉を建設するとしている。
50年までに総発電量の2割を原発で賄う方針だ。東南アジアでは、インドネシアやタイなども原発建設の可能性を探っているが、建設予定地の住民などに よる反対運動もあり、実現のめどはたっていないという。


ベトナムもこのところ急激に経済成長を遂げている。日本との関係も良好である。日本の経済にとっても、原発の受注は大きい。単なるハードの売り込みではなく、運用面、特に安全性の確保に必要な人材の育成などソフト面の支援も大きい。
ライバルは原発大国で旧宗主国のフランスになるのだろうが、同じアジア人として感性を共有している日本の優位性をアピールしてうまく行くことを期待したい。