2009年12月12日付けasahi.comはパリ発として、
『フランス語の国際テレビ「TV5MONDE」(本社パリ)のマリークリスティーヌ・サラゴス社長はこのほど朝日新聞記者とのインタビューに応じ、日本向け放送に本格的に乗り出す計画を明らかにした。世界で強まる英語支配に対し、文化の多様性を守る試みだと訴えた。 』と報じた。
TV5はこれまで、世界を8地域に分けて放送を展開してきた。日本向けチャンネルは9番目。これまでネット経由や衛星から日本の光ファイバー回線などを通じてアジア向け放送を見ることができたが、9月から同様の方法で日本の生活時間に合わせた番組編成の放送を新たに設けた。12月中に映画やドキュメンタリー番組で日本語字幕をつけるという。
サラゴス社長は「仏語圏文化に親しむのに必ずしも仏語が理解できる必要はない。仏文化への関心が高い日本には以前から注目していた」 今回の計画の背景には、英語による価値観一元化への危機感があるという。「日本人がよく英語を学ぶことは知っている。ただ、言語的一極支配はすで に常識の範囲を超えている。文化には多様性が必要。一つの言語文化が支配する世界は、未来の姿でなく、過去の姿なのです」と話す。
TV5はCNNと並ぶ世界最大のテレビネットワーク。仏、カナダ、ベルギー、スイスの仏語圏公共国営放送11局のニュースや映画、教養娯楽番組などを24時間放送している。サラゴス社長は近く来日し、計画の全容を発表するという。


フランスという国は自国の文化に誇りを持っているので、こういう動きはなるほどと思う。
確かにネットの世界を筆頭に英語圏の情報が世界を制しているように見える。
でも、それは英語を使わない人たちが相互コミュニケーションをとるための手段として英語を使っているにすぎない。
英語によるアメリカの文化帝国主義になってはいけないのである。
そういう意味で、世界の多様な言語で情報を発信するということは大事だと思う。
ただ、その言語を理解できる人は極少数なので字幕をつけることは必須。
TV5のように世界各国のTV番組が字幕つきで見られたら世界が広がるし、ぜひ見てみたいと思う。
この番組はどこで見られるのだろうか?NHK BS?
CSなどの有料放送では多チャンネルでたくさんの番組が見られるが、あまり魅力的に思えない。
むしろこのような世界各国の言語の番組を字幕つきで流してくれれば入ろうかという気になる。
ただ、経営的に成り立つのかよくわからないが、日本人は(特にアメリカ人は)、もう少し世界各国のことを知る努力をした方がいい。そうすればおのずと需要と供給のバランスが取れるはず。
逆に日本の番組も海外へ輸出できればいいと思う。各国毎の字幕付きで。
そうすれば日本という国を海外でもっと知ってもらえる。
アニメやドラマの例ではすでにたくさんあると思うが、報道番組やドキュメントなどたくさんよい例があると思うのだが。これも採算が合うのかが問題かもしれないが。