2009年12月14日付けasahi.comはワシントン発として、
『オバマ米大統領は13日に放映された米CBSの番組で、アフガニスタンへの3万人の駐留米軍増派について、就任以来、最も 難しい決断だったとの認識を示した。アフガン戦争を「困難な仕事だ」とし、「過去の最大の過ちは勝利の感覚を抱いたことだ」と指摘した。 』と伝えた。
「アフガン戦争は戦う価値がない」との世論が多数を占めるなかで増派に踏み切った点については、専門家らの意見を踏まえて「米軍の急速な撤退は大きな間違いになる。アフガンの崩壊を招く」との結論に至ったと説明した。


アフガン戦争は泥沼化している。
それでも9.11の後は対テロ戦争という大義名分?があったが、今はその価値があるのかというのが多くの世論だろう。
イラクの撤退ではあれだけ熱心だったオバマ大統領だが、なぜアフガンにはこだわるのかわかりにくい。
確かに、現在のアフガン情勢ですぐにアメリカが手を引けば混乱するだろう。
しかし、他に何かよい道はないのだろうか。ノーベル平和賞を受けたばかりの現職大統領が片方で戦争をしているというのは矛盾している。
一番かわいそうなのはアフガニスタンの民衆だ。大国の狭間で翻弄される歴史を繰り返している。本当だったら文明の十字路に位置して栄えるべき土地なのに。
イスラム原理主義という宗教的価値観が根底にあるとはゆえ、現在の世界のような非対称になってしまった付けがこの地に集まっているように思う。
そう考えるとアフガンだけの問題でなく世界の中の問題だと認識しなくてはならない。