2010年2月3日 付け読売オンラインは、
『元横綱の貴乃花親方(37)が新理事に当選した日本相撲協会の役員改選を巡り、同親方に1票を投じた安治川親方(元幕内光法)(36)が2日夜、都 内で記者会見を開き、相撲協会を退職する意向を明らかにした。』と伝えた。
安治川親方は立浪一門の現役力士から年寄名跡を借りて相撲協会に在籍しており、今回の選挙では本来、理事を落選した同一門の大島親方(元大関旭 国)(62)に投票することになっていたという。
安治川親方は「相撲協会を良くしてくれるという自分の勝手な判断で貴乃花親方に入れた。(名跡を)貸してくれた力士や、ほかの親方衆に迷惑をかけ た。協会をやめます」と語った。安治川親方が約束通り大島親方に入れていれば、貴乃花親方と9票同士の決選投票となっていた。


相撲界のことは詳しくないのでそのしきたりなどよくわからない。
しかし、理事を選挙で選ぶという民主主義を標榜しているならば理解できないことである。「xxに投票することになっていた」というのだったら選挙をする意味がないのではないか。
身内同士で決めるムラ社会がそのまま残っているかのような印象を受けてしまう。
そのような「和」で物事が決まっていく伝統的な文化が決して悪いというわけではない。
ただ、今の相撲界を見ていると物事を決めるプロセスがそのような伝統に縛られて硬直しているようにも見える。
身内を裏切ったと責められて自ら止めるというのは何か変だと思うのだが。
貴乃花親方には、こういった思いを受け止めるためにも組織改革に頑張ってもらいたいものだと思う。