2010年7月28日 付けasahi.comはロンドン発として以下を伝えている。
『ロンドン中心部に車で乗り入れるときに支払う「渋滞課金」について、英外務省はこのほど、各国の在英大使館の未納金額を公表 した。日本大使館は2万5434回分にあたる276万ポンド(約3億8千万円)が未払いで、米国、ロシアに次いで3番目に多いとしている。』
渋滞課金を巡っては、「外交官の任地での課税は国際条約で免除されている」と主張する日本などの未払い大使館側と、課金は「渋滞緩和というサービスの対価で税金ではない」とするロンドン市の主張が平行線をたどっているという。
平日の日中に市中心部に乗り入れるには、1日あたり8ポンド(約1100円)を支払うことが義務付けられている。日本は06年から支払っていないとしている。
もっとも未納が多いのは米国大使館で、計3万5602回分の約382万ポンド。ロシアが約320万ポンド(2万9375回分)。未払い総額は約3600万ポンドに及ぶという。 英外務省は声明で「きちんと払っている大使館も多くある」と支払いを呼びかけている。


外交官特権というのがあることはよく聞く。どこまでがその範囲なのかの解釈でこのような行き違いが出てしまったのだろう。国というよりは所在地の都市で決めたことでもあるので、よけいわかりにくくなっているようにも思う。ロンドン市としても、これは税金ではないのだから一律に払うべきだという主張なのだろう。ただ、額が何億円という多額であるだけに難しい問題になっている感じがする。それに大国が払っていないのだから、横並びでよいという感覚もあるのかもしれない。国際間の関係がギクシャクするのも困る。ロンドン市と各国大使館が話しあって何か合意を取った上で解決方法はないのだろうか。
このまま踏み倒すのも何だし、例えば一律半額割引にしてもらうとか、ルールを決めた方が後腐れなくていいようにも思うのだが。
それにしても、何回乗り入れたというようにロンドン市は毎回数えているのだろうか。それだけもかなりの労力だと思うのだが。