2010年3月10日 付け読売オンラインは、 『文化庁が、新潟市美術館で開催予定の「奈良の古寺と仏像展」で、中宮寺の菩薩はん か半跏像などの国宝や重要文化財の展示を「管理がずさんで、認めない」と市に伝えていたことが9日、わかった。』と伝えている。 同美術館は展示品にカビが生えたり、クモが見つかるなどして問題になっている。開催が差し迫った展示会で、文化庁が 「展示を認めない」と通告するのは異例だという。 仏像展は4月24日から6月13日の予定で、法隆寺・観音菩薩立像、東大寺・弥勒菩薩立像など重要文化財13点も展示されることになっている。 重要文化財を所有者以外が展示する場合、文化庁の許可が必要なため、市は昨年6月に許可を申請するための協議を始めた。 ところが、この直後の昨年7月、展示作品にカビが発生し、文化庁から改善を求められた。さらに、今年2月下旬には、別の展示品の電動カート付近にクモが20匹以上見つかっていた。このため、文化庁は正式な申請がある前の段階で、「国宝などの展示は不適格」と判断したという。
2009年12月12日付けasahi.comはパリ発として、
『フランス語の国際テレビ「TV5MONDE」(本社パリ)のマリークリスティーヌ・サラゴス社長はこのほど朝日新聞記者とのインタビューに応じ、日本向け放送に本格的に乗り出す計画を明らかにした。世界で強まる英語支配に対し、文化の多様性を守る試みだと訴えた。 』と報じた。
TV5はこれまで、世界を8地域に分けて放送を展開してきた。日本向けチャンネルは9番目。これまでネット経由や衛星から日本の光ファイバー回線などを通じてアジア向け放送を見ることができたが、9月から同様の方法で日本の生活時間に合わせた番組編成の放送を新たに設けた。12月中に映画やドキュメンタリー番組で日本語字幕をつけるという。
サラゴス社長は「仏語圏文化に親しむのに必ずしも仏語が理解できる必要はない。仏文化への関心が高い日本には以前から注目していた」 今回の計画の背景には、英語による価値観一元化への危機感があるという。「日本人がよく英語を学ぶことは知っている。ただ、言語的一極支配はすで に常識の範囲を超えている。文化には多様性が必要。一つの言語文化が支配する世界は、未来の姿でなく、過去の姿なのです」と話す。
TV5はCNNと並ぶ世界最大のテレビネットワーク。仏、カナダ、ベルギー、スイスの仏語圏公共国営放送11局のニュースや映画、教養娯楽番組などを24時間放送している。サラゴス社長は近く来日し、計画の全容を発表するという。